この記事を書いているのが2020年11月16日で、新型コロナウイルス第三波が日本に押し寄せています。
14日午後9時までに新たに確認された感染者数は1715人で過去最多数を更新しました。
我々も気を引き締めて予防と対策をする必要があります。
ただ実際コロナウイルスに感染した場合、病院にて診察を受ける必要があります。
そこでコロナ禍に伴い、世間から注目を浴びるようになった“オンライン診療”
よく耳にしますが、実際
- どこまで診てもらえるのか?
- 費用はいくらくらいなのか?
- スマホ1つあれば診療してもらえるのか?
気になるところではあります。
そこで今回オンライン診療について解説します。
- オンライン診療とは
- オンライン診療のメリット
- オンライン診療のデメリット
- 今後オンライン診療を受ける際の注意点
オンライン診療とは
オンライン診療とはスマートフォンやタブレット端末、PCなどを使って医療機関に行かずとも医師にビデオ通話を使い診療してもらう方法のことをいいます。
このオンライン診療ですが、2018年3月に厚生労働省から医療機関向けに医療の質を維持するためのガイドラインが出されました。
また現在の新型コロナ情勢から、日本各地でも浸透しつつあります。
オンライン診療のメリット
オンライン診療は様々なメリットがあります。
①外に出なくても自宅で治療してもらえる
最大のメリットになるはずです。
何より外に出れば感染の可能性が高まりますし、障害者や高齢者の方にとって物理的距離が不都合になるなか、オンラインであれば移動時間もなく、何処にいても気軽に治療を受けることが出来ます。
②待ち時間が0、予約可能

スマホで受診

待ち時間0
病院に行った場合、他のお客さんがいて待ち時間に苦労される方も多いと思います。
しかし、オンライン診療の場合は事前に予約すれば待ち時間なしでスムーズに診療してもらえます。受付・診察・会計の時間が省かれるのも良いことですね。
③薬が自宅に届く

薬・処方せんが届く

24時間いつでも予約可能
わざわざ病院へ行かずとも、処方薬を郵送してくれます。
ただ、院外処方の場合は処方箋が届きますので近くの調剤薬局へ処方箋を提出し、受け取りに行く必要があります。
④診療に対するハードルが下がる
メンタル的な問題ですが、病院に行く場合は『症状が出てから、行く』ことがほとんどではありませんか?
オンライン診療を使えば、私達の中で診療のハードルが下がり定期的に検診を受けることができます。
ですので、予防医療の一つとして捉えることができますね。
オンライン診療のデメリット
では次にオンライン診療のデメリットについてみていきましょう。
①スマートフォンやPC等、ビデオ通話環境を用意しなければいけない
若い人からしたらそこまで負担に感じませんが
高齢者など普段からそういったデバイスに親しみのない方は事前に購入し、用意する必要があります。
②診療の限界がある
最大のデメリットだと思いますが、全ての病気や症状に対してオンライン診療で処置ができるというわけではありません。
オンライン診療の対象となる症状や項目、診療可能な医療機関が限られていますので、事前に厚生労働省のホームページをチェックしておきましょう。
今後オンライン診療を受ける際の注意点
では今後オンライン診療を受ける場合、どうしたら良いかを考えて見ましょう。
①オンライン通話環境を用意する
必須項目となります。まずは
・PCやスマホ、タブレット端末を用意し
・適切なネット環境で
滞りなく診療ができるようご自身の通信環境を整える必要があります。
②webサイトから予約をする
かかりつけの病院や新規オンライン診療サイトから、予約をする必要があります。
この時点で決済が必要な場合もあるので、クレジットカードのご用意もお忘れなく。
③オンライン診療が難しい症状の場合はすぐに病院に行く
全てをオンライン診療で賄えるわけではありません。万が一緊急性を要する症状の場合は、すぐに病院に向かいましょう。
以上がオンライン診療の解説となります。
まだオンライン診療をしたことがない人も沢山いると思いますので、事前に自分の症状と通話環境を整えてオンライン診療に臨みましょう!
芳縁でもオンライン診療を行っております。以下に診療までの流れが記載されておりますので、是非チェックしてみてください。