芳縁会

芳縁ファミリークリニック勉強会

「人生を高めるために」をテーマに、成長と地域貢献を考える勉強会を開催しました。利他の心と仲間とのつながりを大切に、地域医療の未来を築いていきます!

五十嵐理事を講師に迎えて、院内勉強会がスタート11月12日、芳縁ファミリークリニックにて院内勉強会を行いました。当法人の五十嵐武理事を講師に迎え「人生を高めるために」と題して、講演会を開催しました。法人や会社は単に利益を追求するだけでなく、社会的意義を作り上げることで存在価値を高めています。病院の役割は直接的には患者様の健康を守ることですが、広義で考えると人々が安心して生活できる環境を構築し、住みやすく魅力ある地域にすることで、地域の発展に貢献することです。

仕事は給料を得る手段であるだけでなく、仕事を通じて知識、経験、視野、考え方なども得られます。柔軟な姿勢で、新しい考え方や他人の発想などを理解し受け入れることで、自分の中に新しい発想が生まれ、可能性を広げることができます。同時に職場での自分の立ち位置を認識し、会社の地域における責任や意義、地域や業界の日本国内での存在意義、さらには日本が世界で果たす役割というように考えを広げていくことで、ものの見方も広がっていきます。

人生や仕事で結果を出すためには、能力や熱意に加えて人間として正しい考え方を持つことが重要です。自分だけが良ければいいという「利己の心」を捨て、他人を思いやる「利他の心」を持ち、正しいことを貫く姿勢が大切です。

職場では権力や権威に基づく上下関係ではなく、志を同じくした仲間が心をひとつにして行動するという横の関係を築くことが重要です。常に価値観を共有し、全員のベクトルを合わせて、共通の目標に向かって力を合わせることが大切です。法人としての取り組み、所属としての取り組み、個人としての取り組みの3つをつなげた行動目標を立て、それに向かって各組織が一丸となることで、法人としても個人としても結果を残すことができるというわけです。

個人の価値を高めより良い職場環境を作ることで、質の高い医療を提供し、地域に貢献できるようになると認識する機会になった勉強会でした。

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講師:五十嵐 武
1962年栃木県生まれ。

航空会社にて国内外の支店長を務めたのち、現在、医療法人芳縁会理事、海外日本商工会事務局長、㈱オーエンス内部統制推進室長を務める。

ジャ・ウェンティン(賈雯婷)理事長の一言

今回の社内報では、法人としての社会的意義を追求する姿勢が明確に示されており、社員一人ひとりが組織の使命を深く理解するための重要な材料となっています。特に、院内勉強会の開催を通じて、個人の成長だけでなく、チームとしての価値観の共有や新しい視点の発見が強調されている点は非常に意義深いと感じました。

さらに、患者さんや地域社会に対して提供する価値が、どのように法人の存在意義に結びつくかが具体的に示されており、社員が自分の役割を再認識する機会を提供しています。このような取り組みを継続することで、芳縁会全体の一体感がさらに強まり、組織としての目標達成に近づくと確信しています。

オンライン講演会の様子